カンナビノイドって何?
CBDを語る上で欠かせないキーワード「カンナビノイド」。
CBDを勉強すればするほど馴染みのない単語が出てくると思います。
そもそも、CBDの研究はアメリカでも2000年代に本格的になってきました。
アメリカでは2003年にCBDには強力な抗酸化作用と神経保護作用があり、人間が摂取しても安全だとし、政府機関である国立衛生研究所(NIH)は医療使用の特許を取得しました(特許五〇七)。
大麻や医療用大麻の研究になるともう少し古くなり、カリフォルニア州では1996年に「法案二十五」が成立し医療用大麻の使用が許されています。
最先端のアメリカでもまだまだ研究中の分野であり、日本ではとても一般的に広まっているとは言えない分野です。
馴染みのないキーワードが沢山あるのは当然なのですが、それでもまずは知ってもらいたいのが「カンナビノイド」という単語です。
カンナビノイドとは、医療効果のある活性化合物で、大麻にもヘンプにも含まれております。
カンナビノイドは体のバランスを保つ(ホメオスタシス)を助ける機能があります。
カンナビノイドは現状100種類以上あると言われ、その中でも有名なものが「THC」と「CBD」です。
「THC」は一般的な大麻のイメージに結びきつやすいかもしれません。
所謂、「ハイ」の状態になり多幸感、リラックス状態、クラクラした状態などになり精神作用が引き起こるものです。
それに対して「CBD」は精神作用を起こさず、高い治療効果をあげることが判明しています。
今後の研究次第では、さらなるカンナビノイドが発見される可能性も十分にあります。
すでに発見されてるTHC、CBDも高い治療効果があることから、今後医療分野での活用の幅が広がることを大いに期待しています。