CBDについて、コーヒー飲みながら考える

CBDの可能性について、コーヒー片手に書いていきたいです

CBDと「フルスペクトラム」

 

CBDオイルは本当は、大麻草すべての成分が入っているのが理想と言われています。

 

つまり、CBD、THCといった特定の物質だけを抽出するのではなく、大麻草に含まれるすべての物質をまとめて抽出したほうが、効能が優れているとされています。

 

このような抽出を「フルスペクトラム」といい、大麻に含まれるCBDやTHC、CBN、CBGなどともに、テルペンやフラボノイドが相互作用する「アントラージュ効果」によって最も効能がベストな状態になります。

 

しかし、ご存じの通り、日本ではTHCを含むものは禁止されています。

 

現在、日本で流通されている多くのCBDオイルは「フルスペクトラム」ではなく、CBD単体か、それに他の植物由来のテルペンなどを混合するなどして加工した製品です。

 

そのため、日本のCBDオイルはアメリカで流通しているような、THCなども配合されているCBDオイルとは別物であり、アメリカで使用経験のある人が、日本でCBDオイルを利用した際など、効果の違いをはっきり感じるなんてことがよくあるようです。

 

アメリカでは、2022年にはCBDの市場規模が2021億円超まで拡大すると予測されています。

 

医療大麻の研究だけではなく、一般消費者が購入できるような食品も増えつつあり、ドリンクやクッキーなどのお菓子にまで使われているものもあります。

 

最近では、タイの病院の食堂で大麻のメニューの取り扱いが始まったことがニュースで話題になりましたね。

 

私はTHCの日本での解禁に関しては、良し悪しの判断をもっていません。

 

その時の、国民の過半数以上の判断のもとにでも決めてもらえればいいと思います。

 

ただ、CBDがもっと一般的になってもらいたいのと、医療における大麻の研究はもっと日本も積極的に検討した方がいいのではないかと思ってます。

 

諸外国の二番煎じで何事も進むのはどうなんでしょうか、、、

 

がっつり国をあげて研究して判断されることを心から望んでいます。