CBDについて、コーヒー飲みながら考える

CBDの可能性について、コーヒー片手に書いていきたいです

大麻って世界的にどうなってるのかな

news.yahoo.co.jp

 

Yhoo!のニュースにあがってましたね。

 

アメリカは大統領選があるたびに、大麻合法化について話題になります。

 

それだけ、アメリカでは大麻が身近なものなんですね。

 

アメリカでは、400万人近い人が大麻を使用し、生涯経験率は4割を超えるとされています。

 

ちなみに、日本の大麻の生涯経験率は1.4%とも言われています。

 

びっくりするくらい違いますね、、、

 

日本では大麻を選挙公約にあげる候補者自体が少ないですし、仮に当選しても、意見を通すのは中々難しでしょう。

 

それくらい、大麻に対するイメージはあまりよくない人が多いと思います。

 

世論に弱い日本ならなおさらです。

 

大麻、とりわけ、CBDの市場は2026年にはアメリカでは2兆3000億米ドルを超えると言われています。

 

また、中国では、2017年5月に薬物禁止条例の改正によって産業大麻の栽培、生産、加工の規制が緩和されて以降、産業用大麻市場は急成長しており、現在、黒竜江省では国内生産量の60%を占め、中国大麻は全世界の流通量の半分にものぼるようにもなりました。

 

他には、ヨーロッパ、インドなども市場規模を拡大しており、医療大麻の分野では、イスラエルは世界的にも最先端の研究を行っている状況にあります。

 

日本にも、もうちょっと頑張ってもらいたいな、、、

 

当然、日本でも大麻研究がされてますし、可能性について気づいてる方々が沢山いらっしゃいます。

 

しかし片一方で、議論を避けたがる人々もいるようです。

 

研究者のためにも、また、医療大麻でつながる命、健康のためにも、議論を続けていく必要が大事なのではないでしょうか、、、

 

大麻、CBDの市場拡大は、医療分野はもちろん、農業、美容、工業、化学に大きく貢献し、雇用拡大への期待も大いにあります。

 

他国に追随するだけでなく、日本自ら先に動き出す勇気も必要ではないでしょうか。

 

 

大麻と致死量

 

よく、大麻には致死量がないと言われます。

 

これは本当でしょうか?

 

薬物は、薬効量(効果を発揮する量)と致死量(死亡する量)の差が大きければ大きいほど安全と言えます。

 

例えば、副作用の高さで知られる抗がん剤は、安全性が極めて狭く、通常投与量の10倍も投与すれば、ほとんどの患者はなくなると予測されます。

 

では、大麻はどうでしょう?

 

大麻は過剰摂取しても死ぬことはないと言われています。

 

THC(テトラヒドロカンナビノール)の致死量を検討した動物実験では、THCの致死量が極めて高いことが報告されており、アメリNBCの調査記事でも大麻の使用が直接の原因で死亡したケースは今までにないという事が取り上げられています。

 

とはいえ何事にも限界はあり、馬鹿みたいに尋常じゃない量を無理やり摂取すれば、大麻でだって命の危険はあるだろうと言われています。

 

そりゃ、コーヒー(カフェイン)や塩にだって致死量があるのだから、絶対安全ってことはないのではないかといった意見だって当然あると思います。

 

一説によると、15分以内に680キログラムの大麻を摂取してようやく致死量に達するとの研究もあります。

 

しかし現実的に、15分以内に680キロを摂取するというのは、通常の人間には不可能なため、「大麻には致死量がない」といわれています。

 

また、大麻を喫煙で摂取した場合などは、致死量に達する1/100の以下の摂取量で眠ってしまうため、大麻の過剰摂取で死ぬことはあり得ないと考えられているのです。

 

大麻の安全性の高さは、世界ではかなり一般的になってきています。

 

先進国で、大麻を危険なものとして、ここまで啓蒙してるのは日本くらいではないでしょうか。

 

大麻摂取の際は、車の運転は控えるなどの注意点は確かにあります。

 

しかし、アルコールなどと比較した際のリスクの低さは比べるまでもありません。

 

客観的なデータのもとで安全性を語ることが、日本ではまだまだ足りてないのかもしれませんね。

 

 

シャーロットちゃんと医療大麻

 

アメリカで医療大麻、CBDの動きが活発になった一つの要因として、2013年の8月にCNNで放映された「WEED」という番組が挙げられます。

 

この「WEED」という番組では、シャーロットという幼い少女が主人公でした。

 

このシャーロットちゃんは、ドラベ症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん)と呼ばれる難病を患っており、週に300回以上の発作に見舞われるほど重症でした。

 

日本でも難病指定されているこの病気は、治療法も少なく、強い副作用をもった複数の薬を投与するなどしていくしかないとされていました。

 

このときは、ケトン食療法(食事の内容を工夫することにより、ケトン体を糖分の代わりに脳のエネルギー源として活用できる状態に人為的にすることで、治療に応用する療法)などを取り入れながら治療を行っていましたが、それでも効果がでることがなく、ついには犬に使用されている副作用の強い実験的な抗発作薬の使用くらいしか方法が見つからなくなっていました。

 

そのような状況のなかで、シャーロットちゃんが出会ったのがCBDと呼ばれる薬効成分が多く含まれる品種の大麻を使用した治療法です。

 

もともと世間が医療大麻を使用することに反対していた両親でしたが、すでに選択の余地はなかった状態でした。

 

まだまだ、医療大麻に対する認識が浸透していなかった当時、CBD成分の高い医療用大麻の入手は簡単ではありません。

 

そのような中でも、両親は熱心に医療大麻での治療の道を探し、とうとう高濃度のCBDを含む医療大麻を手に入れることに成功しました。

 

その後、シャーロットちゃんは、高濃度CBDオイルを1日2回摂取する治療を行い、

週に300回以上あった発作がほとんど治まり、自転車に乗れるほど回復したのです。

 

そしてこのシャーロットちゃんを救ったオイルは、「シャーロッツ・ウェブ」と名前がつけられ、現在も広く使用されるようになりました。

 

 

この番組は大変話題になり、全米で小児てんかんを持つ家族の希望の光になったのです。

 

この「WEED」は大きな社会問題になり、続編である「WEED2」も放映されました。

 

そして、政治家、市民団体を巻き込んだ大きな流れに繋がっていったのです。

 

医療大麻、CBDは確かに未知の部分が多いのも確かです。

 

しかし、確かに誰かを救ったという「成果」があるのも確かです。

 

日本でも、アメリカのように活発な議論が今後なされることを、期待したいですね!

 

そんなことを思う今日この頃です

 

大麻とゲートウェイドラッグ理論

 

大麻を規制する上での考えとして、ゲートウェイドラッグ理論があります。

 

ゲートウェイドラッグとは、オピオイド(ケシから摂取されるアルカロイドや、そこから合成された化合物)やコカイン、ヘロインなど、副作用や依存性の高い薬物の使用への入り口になるドラッグを指します。

 

例としては、よく大麻、アルコール、MDMA、脱法ドラッグなどがあげられます。

 

ゲートウェイドラッグを規制することにより、よりハードなドラッグへ使用者が流れるのを防ごうという考えなのですが、大麻に関して言えば、実は否定されつつある理論なんです。

 

1999年に全米科学アカデミー(民間非営利団体)の医学研究所が発表した報告書では、「マリファナが、その特有の生理的作用により、他の薬物への飛び石となっているデータは存在しない」としています。

 

また、ニューヨーク・タイムズでは、大麻使用経験者1億1100万人のうち、その後ハードドラッグへ発展したのはわずか4%との調査報告を発表しています。

 

その他、アメリカ精神医学学会によって出版された書籍『精神障害の診断と統計マニュアル』第4改定版では、大麻が実際に他の薬物にすすませるかは判明しておらず、社会的、心理的、神経化学的な基礎の詳細は不明であるとしています。

 

これらから、大麻ゲートウェイドラッグ、、つまりハードドラッグへの入り口になるというのは、理論的、統計的にもおかしくないかといわれたりしています。

 

ちなみに、エナジードリングの消費量がアルコール依存症の危険性の増加につながることは立証されつつあるみたいですね。

そのことから、エナジードリングはアルコールのゲートウェイドラッグなんて呼ばれることもあります。

 

私は、嗜好用の大麻などは全然興味なく、推奨もしてません。

 

ただ研究が進む中で、CBDの市場拡大と一定の許可のもと、医療大麻については認めてもいいのではないかと思っています。

 

そのためにも、感覚値や主観、感情論ではなく、客観的なデータと研究によって明らかになった数字をもとに判断することが大切ではないかと考えます。

 

大麻ゲートウェイドラッグや、そもそも医療大麻なんて存在しないという考えがまだまだ根強くあります。

 

客観的なデータをもとに、本当にそうなら規制すればいいと思います。

 

ただ、そこに感情や政治的な絡み、煩わしい利権などのしがらみがあるのでれば、そんなものとっぱらってしまえばいいと思います。

 

改善できる病気なのに、変なしがらみで研究が進まず、素晴らしい治療方法が必要としてる人に届かない、、これは最悪だと思いますので、、大麻、CBDの研究にはもっと多くの人に興味をもっていただけるといいなと思います。

 

CBDの商品っていろいろあるよね

 

CBD関連商品が最近は簡単に購入できるようになりましたね、、

 

Amazonでも楽天でも結構種類あるんですねー

 

私は毎回ショップで購入してるので、通販系はあまり見てないのですが、結構調べてみると品ぞろえ豊富です

 

便利な時代です笑

 

私がCBDをショップで買う理由は単純で、店員さんにアドバイスもらえるからなんですよね

 

CBDで気を付けてほしいのが、効果の現れ方が人それぞれ違うことです

 

オイルが効果的な人もいれば、ベープなどのほうが効果を感じやすいなんて人もいますし、オイルでもCBD含有率によって効き目も変わってきます

 

自分で判断して購入し、一発でベストなものが選び出せればいいですが、

効きがいまいちで、CBDってこんなもんか、、って簡単に諦めるようなことがあるともったいないんですよね

 

迷った時に店員さんからアドバイスもらえると有難いので、私はショップでの購入を推します

 

でも、ざっくり楽天とかのサイト見ると私は↓を推します!

 

 

Parma hempさんのCBDオイル

これはCBD含有率は6.6%ですが、慣れてない人とかはこのくらいからがいいかもです

 

効果がいまいちの方はCBD含有率が10%以上のものもあるので、様子をみて徐々に上げてもいいと思います

 

スロベニア大麻を使用して、大麻にストレスがかからないようひとつひとつ手作業で刈り取っている高品質大麻を使用

 

ちなみに、私はここの5%オイルをよく使ってます

 

睡眠の質の向上とかだったら、私は5%でも十分に実感できました

 

CBDの選び方に迷う方は是非、試してもらえればと思いますー

 

 

CBDの基礎知識

 

大麻の呼び方】

 

大麻/カンナビスサティバ

被子植物の1種で、480種類以上の化合物を含む植物。

6000年以上にわたって栽培され、医薬品、食品、繊維、快楽麻薬として用いられてきた。

 

マリファナ

高揚感を得るための麻薬として、あるいは医療目的で栽培される大麻

通常はTHCを5%以上含んだものをいう。

マリファナは例外なく大麻だが、使用者を「ハイ」にさせる量のTHCを含むため、ヘンプとは区別される。

 

ヘンプ

THC含有量が0.3%未満の大麻

大抵は産業目的で栽培され、布地や布地や食品に利用されることが多い。

ヘンプは例外なく大麻だが、使用者を「ハイ」にさせるほどのTHCを含まないため、マリファナとは区別される。

 

カンナビノイド

人間の体内にあるカンナビノイド受容体に結合する化合物。

代表的なカンナビノイドTHCとCBDのです。

 

【摂取方法】

・エディブル

大麻オイルを混ぜた食品のこと。

摂取して30分〜90分後に高揚感が生まれる。

喫煙に比べ効果の持続時間が長く、大抵は4〜6時間といわれる。

 

・ジョイント

タバコ状のマリファナ

喫煙すると数分で高揚感が生まれる。

 

・ハッシュ/ハシシ

大麻樹脂のこと。

マリファナをペースト状に加工したもので、通常は喫煙摂取する。

大麻の花穂や葉を中心に利用するアメリカよりも、ヨーロッパで人気が高い。

 

・ベープ

大麻または大麻油を約200℃まで熱し、蒸気を吸引する方法。

喫煙した場合に比べ、人体への害は少なく、高揚感は控えめだといわれる。

 

大麻に含まれる主要な化合物】

THC

大麻に含まれる化合物。

所謂、「ハイ」になる作用が含まれる。

正式名称は、「テトラヒドロカンナビノール」

 

・CBD

大麻に含まれる化合物。

2種類の小児てんかんの治療薬として、FDAに承認されている。

日本でも合法。

正式名称は、「カンナビジオール」

 

 

CBDを勉強しようとしても、馴染みのない言葉が沢山出てきますよね。

 

少しでも参考になれば幸いです!

 

 

 

CBDの治療効果は人それぞれ、、アメリカを例に考える

 

大麻は素晴らしい治療効果がある可能性が秘められています。

 

しかし、それは万人に効果があるものなのかというと「?」と言わざるえません。

 

患者の中には、大麻からすでに大きな恩恵を受けている人もいます。

 

一例としては、アメリカFDA認可のCBDオイルは、希少な2種類の小児てんかんの治療に役立っているとの研究データがあります。

 

また、従来の鎮痛薬は依存症などの副作用が懸念されていましたが、大麻はより安全な代替薬として利用できるとの報告がされています。

 

 

一方で、大麻に十分な効果を感じられないという人たちもいます。

 

アメリカでも、長年の規制により、大麻を使った治療の多くは適切に検証されてこず、

未発達な研究分野であることは否めないのです。

 

正直、マウスを使った実験で効果が出てても、人間での臨床研究が進んでいないなど、まだまだ効果についてはわからないことも多いのが現状なんです。

 

 

それでも、多くの事例証拠から、大麻はトゥレット症候群を軽減し、がん細胞の増殖を抑え、HIV患者の食欲を増進させ、心的外傷後ストレス障害を和らげるとも言われています。

 

医療分野における大麻研究には沢山の期待ができそうですね。

 

アメリカでは、医療用大麻は州で認められてきたところも多いですが、嗜好用大麻に関しては、まだまだ規制がある地域が多いです。

 

一つの考え方ですが、医療分野で大麻をもっと活用できるようにするには、嗜好大麻の市場を豊かにすることが近道かもしれません。

 

アメリカでは、これまで医療大麻を販売するディスペンサリーの一部では、嗜好利用目的のお客を黙認して営業するなどの実態がありました。

 

これが、医療目的と嗜好目的の消費者がそれぞれ別の場所で大麻を入手するようになれば、実際に治療を必要とする人々に適切な薬が行き渡るようになるかもしれません。

 

大麻を合法化する州や国が増えれば、麻薬と関連づけられたネガティブなイメージが薄まり、研究者が大麻研究の倫理的是非を問われることも少なくなるように思われます。

 

それでも規制の多い国、州では研究を行うにも、品質も将来性の低い品種を使用することが多いといいます。

 

研究にこそ、品質と時間、お金の投入が必要です。

 

そして、今後のディスペンサリーでは、それぞれ有効成分の異なる品種を管理するなどして、患者の病気に合わせた大麻の処方を行うなどできたらいいのではないでしょうか。

 

大麻は今でも、スケジュールⅠの薬物指定を受けています。

 

法律上の問題は山積みです。

 

それでも、医療大麻への期待をしてる人々は多いのではないでしょうか。