CBDについて、コーヒー飲みながら考える

CBDの可能性について、コーヒー片手に書いていきたいです

大麻とCBDと自閉症

 

自閉症スペクトラム大麻が効果があるといわれています。

 

自閉症スペクトラムにおける大麻の研究は、実際のところは事例証拠としては多数あることは確かですが、科学的研究に関してはまだ十分ではなく、はっきり効果があるというにはまだ材料が少ないのが正直なところのようです。

 

あくまで可能性の話として、大麻自閉症の関連にはこのような話があります。

 

自閉症は、エンドカンナビノイドによる信号伝達の変化が影響してるとされ、その際のCB2受容体が重要な役割を担っている可能性が示唆されています。

 

動物実験では、私たちの体内で産生されるエンドカンナビノイドであるアナンダミドを分解する酵素の働き阻害すると、反社会的行動が改善されてとの研究があります。

 

CBDはこれと同じ酵素の働きを阻害するため、自閉症に効く可能性があります。

 

このようなことから、大麻自閉症スペクトラムの人に見られる自傷行動を減少させるのに役立つ可能性があるとされているのです。

 

臨床研究がまだ不十分の中、CBDの利用での自閉症の改善に過度な期待はできませんが、将来的にはわかりません。

 

大麻=医学的価値がないと言われ続け、研究が進んでいなかった20年以上前には、今のようなCBDの効能は一部の人間を除いて誰も予想していなかった、というより研究ができず知る術がありませんでした。

 

しかし、ここ10年ほどで少しづつ研究も進み大麻の可能性に関して論じられることも増えてきました。

 

目まぐるしく変わる状況の中で、10年前と10年後での常識が大きく異なっている可能性は十分にあります。

 

研究が進み、大麻、CBDが自閉症の改善に大きく貢献できるようななることを期待しています。

 

 

CBDオイルがおすすめ

 

CBDの摂取方法は色々ありますが、個人的にはCBDオイルがおすすめです。

 

CBDオイルはCBDティンクチャーと呼ばれることがありますが、キャリアオイル(オリーブオイル、ココナッツオイル、MCTオイルなど)に、大麻草やヘンプから抽出したCBDを溶かし込んで作られたものが一般的です。

 

気化吸入(ベーピング)やエディブル(カンナビノイドを含んだ食べ物や飲み物)より効果がわかりやすく、安定して持続的に効き目が出やすい印象があります。

 

CBDオイルは舌下投与で摂取するのが一般的ですが、食べ物に混ぜたり飲み物に入れたりすることも可能です。

 

私はコーヒーが好きなので、よくコーヒーに混ぜたりしますね。

 

特に睡眠障害などでお悩みの方には、是非おすすめします。

 

何年も睡眠障害で悩まされてきた私が、CBDの効能で最も恩恵を受けたのが睡眠の改善でした。

 

横になってからも2、3時間平気で眠りにつけず、1日の睡眠時間が3、4時間が普通だった私が、今は8時間寝れるようになったのはCBDの効果が大きかったです。

 

知り合いでは、腰痛の改善やうつがマシになったっていう人は結構多いですね。

 

腰痛や肩こりは確かに私も改善した気がします。

 

ECS(エンドカンナビノイドシステム)にCBDが働きかけることによって体内を調整してくれている影響だと思いますが、人それぞれ受ける影響が違うのがまだまだCBDの課題点で研究が必要な点です。

 

CBDの研究において事例証拠(患者、患者同士、医療関係者に自分の経験を話すことで明らかになる証拠)は多くある中、臨床試験(人間を対象にした試験)が多く行われていない現状があります。

 

大麻に関する法的ハードルもあるでしょうが、イスラエルアメリカが研究を進める中、日本も負けずに頑張ってもらいたいです。

 

CBDに興味がある方は、実際経験してみることをおすすめします。

 

ショップなどに行けば試飲できることも多いです。

 

私のおすすめは、田園調布の「Parma Hemp」さんや、原宿、代官山、羽田空港にある「healty tokyo」さんです。

 

どちらも店員さんがめちゃくちゃ詳しいですよ。

 

興味のある方は是非。

 

 

 

大麻の歴史

 

CBDやTHCなどの医学的研究は活発になったのはごく最近のことです。

 

しかし、大麻と人間の関わりの歴史は深く、6000千年前から大麻が布地の素材としてつかわれてきたことが、中国の織物から見て取ることができたり、現在のルーマニアの地域から炭化した大麻の種子が入った約5000年前の喫煙道具から見つかっています。

 

その他にも、1800年代には、ビクトリア女王が生理痛の緩和のために大麻を処方されていました。

 

今でこそ、大麻に含まれる500近い化合物の体内への効能というのが研究され、注目されてきましたが、昔から人類は経験から大麻の有効性に気づいていたんですね。

 

大麻の歴史は調べれば調べるほどややこしいです。

 

それは単純に効能があるとか、栽培方法や生育環境の話だけではなく、政治的、さらに人種差別的な話が絡んでくるからです。

 

大麻という植物の成分だけで考えれば、アルコールや煙草と比較すれば安全面などはそれほど問題ないでしょう。

 

ちなみに、アルコールをほとんど飲まない私の個人的な主観でいうと、アルコールは最強のドラッグだと思っています。

 

中毒性、多幸感と呼べないほどの精神的作用、脳、内臓への負担など手軽に手に入ることも含め最強のドラッグですよ、、アルコールは。

 

 

以前の記事でも述べたことがあるのですが、私は嗜好目的の大麻の良し悪しは判断基準を持っていません。

 

大麻と人間の関係は昔からあり、大麻の恩恵を人間が受けていた過去があるのは確かでしょう。

 

だからと言って、じゃあ現在の人間も大麻使っても問題ないじゃないかというのは安直な考えだと思いますし、民族や国民性によっても考えは変わってくると思います。

 

1000年前と今では倫理観や価値基準が違うといったことも当然あるでしょう。

 

THCを含むものの嗜好目的の利用に関しては、現在の国民が判断し、過半数以上を占める意見の元に判断してもらえればと思います。

 

ただ、一定の重篤者などに関しては、主治医と患者の意思のもとに、医療目的の大麻使用は認めてもいいのではないでしょうか。

 

 

 

CBDを使ってみた個人的感想

 

私はCBDは、現在CBDオイル、グミ、コロンを使用しています。

 

その中でも特に効果を感じるのが、CBDオイルです。

 

今は5%のものを使用しています。

 

使い方は簡単、、舌下に2〜5滴ほど垂らして、すぐに飲み込むのではなく1分ほど口の中でなじませて使用します。

 

他にはコーヒーに入れたりもしますね。

 

もともと不眠症が酷かったのと、血行がよくなく肩や腰が痛かったのはすぐに治りました。

 

CBDはECS(エンドカンナビノイドシステム)という、元々、脊椎動物には備わっている身体のバランスを整える仕組みに働きかける作用をもつとされています。

 

脳からの信号は、体内の各カンナビノイド受容体へ伝わり、感覚や食欲その他様々な情報を送ります。

 

現在はカンナビノイド受容体には、CB1、CB2と呼ばれるものが発見されています。

 

CB1は主に中枢神経系(脳、肺、血管、筋肉、胃腸、肝臓など)に、CB2は免疫系(骨、皮膚、骨髄など)に多く発見されています。

 

体内中に存在するカンナビノイド受容体にCBDが届くことによって、体内のバランスを取り戻しているんですね。

 

ただ、他の注意しないといけないことも勿論あります。

 

当然ですが、誰にでも同じ効果が出るとは限りません。

 

例えば、私はCBDを利用することで悩まされていた身体のトラブルを解決することが出来ました。

 

しかし、同じものを同じ量使ったからと言って、他の人にも同じ効果が必ずでるかはわかりません。

 

一人ひとり、体内の状況は違いますからね、、、

どのようなCBDの摂取方法で、どの量を使用するのがいいのかなどは、使いなが試して、何が自分のECSに最も効果的なのか判断が必要です。

 

もし1%のオイルを使用して効果が見られない時に、「なーんだ、効果ないじゃん」とすぐに諦めないで、5%を使用してみる、吸引タイプを使用してみる、錠剤タイプを使ってみるなど、色々試してみるといいと思います。

 

最近では、本当に色々のタイプのCBDが販売されています。

 

何がいいかわからないという方は、店舗も存在するので是非行って現物を見てみるといいと思います。

 

店舗では、店員さんからアドバイスももらえますし、試しに使用することも出来たりします。

 

ちなみに、私は個人的に、田園調布にある「Pharma Hemp」さんをオススメしてます。

とにかく店員さんがめちゃくちゃ詳しいです。

 

一度使って効果でないから微妙だなーだともったいないと思います。

 

色々試してみると自分に合うピッタリのCBDが見つかるかもしれませんよ!

CBDのイメージ

 

CBDって知ってる?というとまだまだ「何それ?」と言われることが多いです。

 

それでも去年、一昨年に比べると認知度は上がってきている気がします。

 

最近は美容クリームなどもあるので、美容や健康にこだわりのある方は聞いたことがあるという人が多いように思いますね。

 

それでも、CBDって何?って質問は未だに多いです。

 

CBDって大麻でしょ?危なくないの?違法じゃないの?怪しい、、、

なんて声もまだたまに頂きます。

 

私の知り合いでも、CBD利用者はみんなの前で使うのにためらったり、説明がいまいちしづらいなんて人もいます。

 

日本では大麻、麻薬、薬物、覚醒剤、コカイン、MDMAその他、なんでもごっちゃにしてるパターンが多く見受けられます。

 

正しい知識、正しい歴史、正しい効果などを知る必要があるのではないでしょうか?

 

感覚的なものではなく、統計的なデータに基づいた研究の結果で判断し、何がいいのか、悪いのかを知らせる努力は必要だと思います。

 

私は、CBDの効能による恩恵を受けれた1人です。

 

睡眠障害自律神経失調症、その他改善されたことが多々あります。

 

周りの人間でもこのような事例をいくらでもあります。

 

ただ、だからと言って、他の人たちにも必ず効果があるとは限りません。

 

まずは、しっかり自分で調べ試すことが大事です。

 

現状、CBDは色々なタイプのものが販売されています。

 

オイルタイプ、WAXタイプ、吸引タイプ、グミ、ドリンク、、、

 

自分の合うものを一度試してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、私は嗜好品としての、大麻THC)の扱いに関しては、特にいい、悪いの判断基準を持ってません。

 

私は当然、THCを含むものを使用したことはありませんが、大麻の合法化の議論は、その国の民族性や文化性もあるでしょうし、その時議論し、過半数以上の意見のもとに判断してくれればいいと思います。

 

ただ、現在合法のCBDに関しては、もっともっとオープンになり、市場も広がってほしいと思っています。

 

また、医療大麻に関しても、重篤者などに関しては主治医の判断と患者の意思のもと、使用を許可してもいいのではと思ってます。

 

モルヒネを使うよりは、何倍もいいと思います。

 

改善できる可能性がある、、それなのにネガティブなイメージが先行し、研究が遅れる、必要としている人のもとに情報が届かない。

 

それは本当に良くないと思ってます。

CBDとぜんそく

 

大麻ぜんそくの治療に使うことは、実は珍しいことではありません。

 

カンナビノイドの一種であるTHCには、管支拡張作用があるという研究データがあります。

CBDの研究はまだ発展途上ということはありますが、近年の基礎研究データのレビューによれば、CBDはタンパク質濃度と、炎症性サイトカインおよびケモカインの産生を抑えることで、炎症性肺疾患の治療に役立つ可能性があることが示されています。

 

CBDの研究が進み、今までは大量の薬を飲まないといけなかったのが、CBDだけで改善する、そんな未来ももしかしたらあるのかも知れませんね。

 

 

CBDでは「ハイ」にならない?

 

CBDを簡単にまとめると、、、

 

大麻ヘンプに含まれる活性化合物「カンナビノイド」の一種。

 ※大麻ヘンプの違いは「THC」含有量の違い。

・人間にはCBDを利用するためのECSと呼ばれるシステムが備わっている。

ECS(エンドカンナビノイドシステム)はCBDを利用し、体内のホメオスタシスを維持している。

・CBDには精神作用がない。

 

ざっくりまとめるとこのような感じです。

 

また、現在研究が進んでいる効能としては、、、

 

・制吐作用:悪心、嘔吐に効果

・抗けいれん作用:けいれん発作に効果

・抗精神障害作用:精神疾患に効果

・抗炎症作用:炎症性疾患に効果

・抗酸化作用:神経変性疾患に効果

・抗がん作用:腫瘍、がん細胞に効果

・精神安定作用:不安症、うつに効果

 

などなど、、、

 

個人的には、精神安定作用は効果が感じられる部分だと思います。

 

私自身、自律神経が乱れ睡眠障害など様々な病状に襲われた際に、CBDを試し一番わかりやすく精神安定作用というのは感じました。

 

また、知人で抑うつの中等度の診断を受け、会社を休職せざるをえない状態になった人も、CBDを利用し2か月で笑顔で外に出歩けるまで回復した人もいます。

 

「CBDで怖くないですか?」

CBDの利用を伝えると、日本ではこの声がまだあります。

 

CBD怖い=麻薬

この公式が頭に出るのではないでしょうか?

 

麻薬=ジャンキーみたいな、、、依存性が高く、抜けられないみたいな

 

CBDはまず合法であることは大前提なのですが、CBDを使うメリットとしては、

精神作用がないことが挙げらるのではないでしょうか?

 

CBDは「THC」がないので、精神作用がありません、つまり「ハイ」になるようなことはありません。

 

「ハイ」になる、所謂、多幸感を感じるといったことはないんです。

 

そもそも「ハイ」になることって悪いこと?って議論も活発に行われています。

お酒飲んで、ほろ酔いになるのと何が違うの?しかも「THC」ならアルコールより精神、身体的依存度も低いし、二日酔いのようなこともないよ、、、

 

よく出てる議論です。

 

実際、最新の研究では「CBD」と「THC」は共存関係にあり、両方使うことで効果がより強まるとの研究結果があります(アントラージュ効果)。

 

ただ、「ハイ」になるというのは、やはりネガティブなイメージが拭えず、使用に抵抗がある人も多いでしょう。私もです。

 

だからこその、CBDの出番だと思います。

 

2025年までには、アメリカで市場規模230憶ドルになると予測されるCBD。

 

日本でも、今後が楽しみの分野だと思いませんか?