CBDについて、コーヒー飲みながら考える

CBDの可能性について、コーヒー片手に書いていきたいです

大麻の歴史

 

CBDやTHCなどの医学的研究は活発になったのはごく最近のことです。

 

しかし、大麻と人間の関わりの歴史は深く、6000千年前から大麻が布地の素材としてつかわれてきたことが、中国の織物から見て取ることができたり、現在のルーマニアの地域から炭化した大麻の種子が入った約5000年前の喫煙道具から見つかっています。

 

その他にも、1800年代には、ビクトリア女王が生理痛の緩和のために大麻を処方されていました。

 

今でこそ、大麻に含まれる500近い化合物の体内への効能というのが研究され、注目されてきましたが、昔から人類は経験から大麻の有効性に気づいていたんですね。

 

大麻の歴史は調べれば調べるほどややこしいです。

 

それは単純に効能があるとか、栽培方法や生育環境の話だけではなく、政治的、さらに人種差別的な話が絡んでくるからです。

 

大麻という植物の成分だけで考えれば、アルコールや煙草と比較すれば安全面などはそれほど問題ないでしょう。

 

ちなみに、アルコールをほとんど飲まない私の個人的な主観でいうと、アルコールは最強のドラッグだと思っています。

 

中毒性、多幸感と呼べないほどの精神的作用、脳、内臓への負担など手軽に手に入ることも含め最強のドラッグですよ、、アルコールは。

 

 

以前の記事でも述べたことがあるのですが、私は嗜好目的の大麻の良し悪しは判断基準を持っていません。

 

大麻と人間の関係は昔からあり、大麻の恩恵を人間が受けていた過去があるのは確かでしょう。

 

だからと言って、じゃあ現在の人間も大麻使っても問題ないじゃないかというのは安直な考えだと思いますし、民族や国民性によっても考えは変わってくると思います。

 

1000年前と今では倫理観や価値基準が違うといったことも当然あるでしょう。

 

THCを含むものの嗜好目的の利用に関しては、現在の国民が判断し、過半数以上を占める意見の元に判断してもらえればと思います。

 

ただ、一定の重篤者などに関しては、主治医と患者の意思のもとに、医療目的の大麻使用は認めてもいいのではないでしょうか。