七味唐辛子と麻の種
麻の実は、実は日本でも食用として昔から使用されています。
現在でいえば、七味唐辛子の中にも大麻の種が入っているのは有名ですね。
七味唐辛子は七色唐辛子ともいわれ、ルーツは江戸時代まで遡ると言われています。
1625年に初代からしや徳右衛門が、江戸の薬研堀で売り出したのが始まりとされており、漢方薬からヒントを得て、食用に試作したのが七味唐辛子です。
大麻の種には、良質なタンパク質やミネラル、オメガ3やオメガ6などの必須脂肪酸もバランスよく豊富に含まれており、抗酸化物質であるカンナビシンaも含まれていることから、アンチエイジング作用も期待されています。
日本人は昔から、漢方などから得た知識をもとに大麻の種を食用に転換し、
身近なものにしていたんですね。
中国では、広西省チワン族自治県巴馬という山と川に囲まれた村は、世界有数の長寿の村と言われ、100歳以上の方々が現役で山仕事に従事しながら暮らしています。
この村の長寿の秘訣が麻の実です。
彼らは毎朝、トウモロコシの粉と砕いた麻の実で作られたお粥を食べ健康を保っているとされています。
栄養価満点の麻の実を毎朝食べることで、100歳を越えても元気に人生を送ることができているんですね。
大麻の種っていうと、自分とは全く関わりのないものと思う人も沢山いると思いますが、実は七味唐辛子のように非常に身近に溶け込んでるものなんです。
先人の知恵が現在まで続いている素敵な例だと思います。
みんなで七味唐辛子をこれから沢山食べましょう。